10月24日(金)から26日(日)までの三日間、産業まつりで奥武山の武道館アリーナにおいて2台の3Dプリンタのデモ実演と造形物の展示を行いました。
はじめて見る方が殆んどで、三日間、ひっきりなし対応でした。
以下、その様子をまとめたものです。
家族連れとリタイア組が多く、子供たち、特に小学生の食いつきがすごく、親が「もう行こう」って言っているのに30分以上も粘っている子や何度も見に来る子もいました。
カップルや友達連れの女性客も意外と多く、「ここが一番面白かった」と言ってくれたお客様も何組かありました。嬉しい限りです。
土曜日(10月25日)の沖縄タイムスや琉球新報に載ったせいもあり、わざわざ見に来られた方も多くいました。「これこれ、あぐー! 新聞に載ってた3Dプリンタ」と 来られた女性の方もいました。
来訪された方のおそらく99%は初めて実物を見た方です。
反応は様々でしたが、一番多かったのは、やはり「驚き」でした。
子豚のアグーなどは、「可愛いい」とか「こんなに精密にできるんだ」との声が多かったです。一部、積層痕を機にされる方や、もっと滑ら かだと思っていたとの声もありました。ROOKという塔や、可動式のコースター、写真のリトフェイン(サイテクカレッジ那覇校 情報の牧山先生からお借りしました。)などは驚嘆されている方も多くいました。
アグーの造形。子豚が「可愛い」と女性に人気でした。
ミニチュア家具の造形(福岡の大川電通さんからお借りしました)は、マニアらしき人がしきりに「凄い凄い」を連発しながら写真を沢山とっていました。説明しないと3Dプリンタ での造形とは気づいてもらえず、あまりの精巧さに、逆にちょっと浮いた存在でした(笑)
また、高齢者に多かったのですが、3Dコピー機だと思っている方が少なからずいました。オリジナルが「どこにあるの?」やボタンで自由に拡 大縮小できる3次元コピー機、写真から3Dに変換されて造形できると思っておられた方など。特に写真から...は若い方でも同様の反応が多くありました。このあ たりは今後の参考になりそうです。
新聞を見たとビジネスにつながりそうなお客様も多くいました。
ざっくりと全体のまとめは以下の通りです。
①来訪者の構成
家族連れ40%、リタイア組30%、カップル15%.、ビジネス5%、その他10%くらいの印象です。
②パンフレット300部は、2日目でほぼ完売でした。
③アンケート少々。「何に使うかわからない」、「もっと安くなりそう」などが多かった。
④銃を作った機械だとの認識が多く、しかし、危険性を指摘する声よりも精度の高さを示すものとして認識されていること。
⑤造形物にもよりますが、精度が高いと驚いていたこと。
⑥思ったよりずっと安いことへの驚き(100万円以上と思っていた人が大半)。
⑦子供たちの関心の高さから、学校への導入を促進すべき。創造性をかなり刺激したようです。
⑩マスコミの力は絶大でした。おかげで多くの方に注目していただけました。
とにかく3日間、朝から晩までひっきりなしのお客様で、嬉しい悲鳴でした(^^)